当院で使用している、「ヨシダオペレーザーPRO」は、国内でも有効に活用されているCO2レーザーです。
CO2レーザーは安全かつ広範囲な治療に使用可能です。(蒸散から切開、止血まで。)
特にオペレーザーPROは、出力と照射時間とパルスを変化して使用でき、その場に応じた細かな調整と効率が得られるシステムとなっています。
このため麻酔なしで照射しているケースが当院では、約8割以上です。
当院では、レーザー治療は、患者様へのサービスツールとして使用しております。
なおCO2レーザーは、無痛下での虫歯治療には、残念ながら対応しておりません。
(レーザーで簡単に痛みなく虫歯は治るわけではないので、ご注意ください。)
これはレーザーを当てることにより、患部が40度くらいの熱を持った状態になる。(10日間くらい)
この間は、他の部位より高温となっているため感染が起こりにくく、また血行が良くなるために細胞の活性化が生じ炎症が治まるためです。
レーザーには、焦点(FOCUS)があり、小さな点状のポイントで、治療効果をあげますが、これを、あえて遠ざけるとDEFOCUSといってピンボケ状態となる。
温熱効果を期待する場合は、あえてこの遠ざけたDEFOCUSを利用します。
当院では、下記のような症例にCO2レーザーを使用しています。
1.初期の虫歯 C0ないしC1といったごく初期の虫歯で削って詰める場合、歯の削る量が実際の虫歯よりかなり大きくなります。これは、予防拡大、FreeEnamel除去といった専門的な点から避けられないことです。初期の虫歯の場合にフッ素や進行止めの薬を塗りレーザーを照射(殺菌)すれば、削らずに固定することが可能です。ただし場所によっては難しい場合もあります。前歯など。
2.進行した虫歯の固定と除痛 C3に達しかかった虫歯でもケースによっては、神経をとらずに保存が可能なケースもあります。従来はカルシウム製剤を神経の近くに置いていましたが、最近では露出した神経のところにCO2レーザーを当てて殺菌し固定、その上に抗菌剤を置いてCappingする方法で、保存を試みています。治療前に症状のない初期のC3では、経過良好のようです。(治療前に痛みのある場合は、通常の神経をとる処置となります。→定期健診による早期発見が有効。)
3.歯周病治療 最も症例の多いケースです。初期の歯肉炎の場合は、軽く表面が変色するくらい当てることにより炎症が治まります。ただし、予め歯石除去や歯周ポケットの改善治療が必要です。麻酔を併用して外科的に切開をすることもあります。
4.歯茎のピーリング 歯ぐきの黒ずんだ部分は、せっかく歯をきれいに直してもマイナスイメージです。CO2レーザーでこの部分を除去すれば、効率よくまた痛みの程度も従来の薬剤や外科的に除去する方法に比べ楽に行えるようになりました。このピーリングは、通常麻酔を使用して行います。
5.口内炎や口の中の傷の治療 同様にCO2レーザーを当てて殺菌し固定し、軽く表面が変色するくらい当てることにより炎症が治まってきます。充血のある場合や、敏感な場所は麻酔が必要なこともあります。