インプラント
インプラントとは

インプラントとは、人工的に造られたチタン合金製の人工歯根を、歯を失ったところに植えて元の歯が有った状態に回復させる治療法です。
歯の欠損があった場合、インプラントは欧米先進国において、第一選択の治療法とされています。
インプラントは生態親和性の有るチタン合金で出来ており、人工関節等で長年使用されている信頼性の高い素材です。
インプラント治療では、他の歯を削ったり負担をかけたりしないで堅い物でも何でも平気で咬め、自然な感じに噛み合わさせて回復します。

人工歯根を植えます

被せ物を支える支台を付けます

人工の歯を付けます
インプラントの構造

純チタン製で、根の部分はアパタイトコートしてあります。顎の骨の中に固定します。
当院では、チタンの表面にハイドロキシ・アパタイト(HA)をコーティングしたHAインプラント(国産)を使用しています。
HAインプラントは、従来のチタン・インプラントと比べると治療期間が半分ですみ、手術回数を1回減らすことが出来ます。これは患者様のご負担を軽減し、治療費も削減するなどのメリットがあります。
また、このHAインプラントを使用することによりケースによっては抜歯即時(歯を抜いてすぐ入れる)インプラントも可能となりました。
入れ歯との違い
インプラントは顎の骨に埋入固定されるためがたつきや違和感もなく、取り外しも必要ありません。
インプラントの利点

インプラント治療は発音に影響が少なく、また審美的に回復出来ます。
取り外し入れ歯は食物の味・温度が変わりますが、インプラント治療では変わりません。取り外し入れ歯はアゴの骨の吸収を加速するという悪影響があります。
しかし、インプラントは骨と強く結合し、周囲の骨も誘導するため、骨の吸収を抑制します。プラスチック製の取り外し入れ歯は水分を取り込み臭いがつきますが、インプラント治療では、入れ歯特有の臭いもありません。
インプラント治療で回復した歯は、入れ歯の5~10倍咬合力が強くなるので脳への刺激も多くなりボケ防止になるとされています。
他の治療法との比較
インプラント

■ 良い点
- 天然の歯とほぼ同じ感覚で噛むことができる。
- 天然の歯と遜色のない高い審美性の回復が可能。
- 周りの歯を傷つけない。(単独で機能します。)
- インプラントがあごの骨に力を加えるので、あごの骨がやせるのを防ぐことができる。
■ 留意点
- 歯を抜くのと同じ程度の手術が必要。
- 診査の結果、インプラント治療が行えない場合がある。
- 一般的な入れ歯やブリッジに比べて治療費が高い。
入れ歯

■ 良い点
- ブリッジでは対処できないような大きな欠損にも対応できる。
- 治療が比較的簡単で、通常の入れ歯なら治療費も安い。
■ 留意点
- 噛む力が減退し、固い物を噛むことが困難な場合がある。
- 取り外して手入れをするのが大変。
- 食べ物が挟まって口の中が不衛生になりやすい。
- ガタつきがあったり、留め金が気になったりして、口の中に違和感を感じやすい。
- 部分入れ歯の場合はバネで支えている隣の歯への負担が大きい。(虫歯や歯周病)
- 見た目(審美性)がよくない場合がある。
- 発音がうまくできない場合がある。
- あごの骨がやせてくる。
ブリッジ

■ 良い点
- 固定式なのであまり違和感がない。
- 天然の歯と変わらない審美的な修復が可能。
■ 留意点
- ブリッジを支えるために両隣の健康な歯を削らなければならない。
- 支えになる歯には大きな負担がかかり、将来的にその歯を失う原因になる可能性がある。
- ブリッジの橋の部分と歯肉との間に食べ物のカスがつまり、口の中が不衛生になりやすい。
- 空気がもれて発音が困難になることがある。
O.A.Mインプラントシステム
最新のオーギュメーターという器具を使用しインプラントを埋入する手法です。
最初に0.5ミリの位置を決めた後は、専用器具にて骨を広げていくようにして人工歯根のスペースを確保します。
従来のインプラントの手術では、何種類もの専用ドリルを回転させ骨を削って埋入する方法を取っていました。このドリルによる振動は不快なものです。また貴重な骨がなくなってしまいます。基本的に加齢ともに骨は吸収するため骨を削ることは、一部の骨を失っているともいえます。
O.A.Mインプラント法は、骨を削ってインプラントを埋入するのでなく、ゆっくりとピンホールを拡大し骨の厚みを再生する技術です。
特に骨の幅が少ないケースには最適な手法といえます。
また骨にもダメージを与えませんので侵襲が少なく痛みや腫れも少なくオッセオインテグレーションを確実にします。
Q&A
Q、治療期間はどのくらいですか?
A、インプラントを入れた骨の硬さの程度や治り具合などの個人差や、治療内容の違いによって一概に言えませんが、通常はインプラントを埋入後、約1.5ヶ月~3ヶ月程度です。
Q、インプラント治療ができない場合もありますか?
A、脳疾患、心臓疾患、糖尿病など、全身疾患のある方、妊娠中の方、お口の清掃状態が極度に悪い方、インプラントを行う部位の骨の量が極端に少ない場合などは治療を制限、又は延期・変更を余儀なくされる場合もあります。
Q、インプラントは長くもちますか?
A、当医院では20年間、何の問題もなくご使用になっておられる方もいらっしゃいますが、長期間いい状態を保つにはお口のお手入れと定期的な点検が、何よりも重要です。お口の清掃状態が悪いと、インプラントといえども歯槽膿漏と同じ様な状況となり、寿命が短くなる場合もあります。日頃から正しいブラッシングを行い、常にお口を清潔に保つよう心がけ、定期検査を必ず受けください。
Q、インプラント手術は痛くないですか?
A、インプラント手術は局所麻酔をして行いますので、手術中に痛みはありません。通常の抜歯と同様です。
Q、インプラント手術後に痛みや腫れはありますか?
A、インプラント手術後、患者様の顎骨や全身の状態、さらに治療内容によっては多少の痛みや腫れが生じる場合があります。
インプラント手術の所要時間は?
A、インプラントを埋入する本数、部位さらに口腔状態等によって左右されますが、短い場合は20分、長い場合は60分かかります。 通常、1本の場合 手術時間は約30分くらいです。
Q、治療費はどのくらいかかりますか?
A、インプラント治療は保険で取扱う事はできません。全て保険外診療(自費)となります。又使用するインプラントの本数や、被せものの違い、さらに人工の骨を使用する有無によって、治療費は異なります。
治療費
インプラント治療は、保険適応外の治療となります。
■ 治療費
¥189,000円~
ワンピースタイプ、ツーピースタイプで治療法、費用等が変わります。詳しくは、お問い合わせください。


